2025年7月コンペ動画抜粋④

ゴルフ場のフェアウェイは上りが7割ですが、加えてお椀型か砲台型のフェアウェイに分かれ、山を切り開くとお椀型になります。
一打目が左に飛ぶとつま先下がり、右に出るとつま先上がりが多くなります。
つま先下がりは足よりボールは低いので短いクラブではトップし易く、つま先上がりは自分自身が立たされて前傾が作りにくく、長いクラブが当て辛いのが一般的です。1人目はつま先下がり、足を開いて構え膝も落として上手く振り抜きました。
2人目の方はグリーン近くまで来た弱いつま先上がり。これでもヘッドは被って左へ出ます。大けがではありませんが、勿体ない1打でした。
3人目の方はかなりのつま先上がりラフ。しっかり振って左に出る特性を利用してフェアウェイに戻すことができました。

ラフからのショットで一般女性はフライヤーすることは少なく、ラフの深さから距離が落ちます。
ただ1番手、或いは2番手上る程度の差が分かり辛いようです。
1人目の方は無理をせず慣れた7番で打ちましたが、少し届きませんでした。6番にして当てにくくなるよりは賢い選択肢と言えます。
2人目の方はもう少し近い位置からのアプローチですが、やはり少し草に負けて距離が下がり、グリーンギリギリになりました。
3人目の方はさらに寄った位置からでしたが、小さいテイクバックでしっかりインパクトさせてピン元に乗せました。
同じ深さのラフで素振りしてどれくらいの抵抗を感じて、その時距離がどれだけ減ったかを実践で学んで下さい。

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