5月後半になるとラフの深さにも注意が必要です。
ビギナーの皆さんにはクラブを持って走ることは推奨せず、10m手前でボールは半分隠れたらUTを諦め、5mまで近づいてボールが半分見えなければウェッジと指導しています。
残りの距離より今のライから脱出することを優先し、意味のある一打にします。1人目・2人目はまだまだ距離があるのですが、7番アイアンでフェアウェイに戻しました。
3人目の男性の場合も同じですが、こちらの方のライは雨も残って重いラフだったのでしっかり振ってもらいました。
1人目の方のボールはグリーンまで少し距離がありしかも途中起伏があり、ラフも深くピッチショットが必要です。
極力ランを出さないようヘッドから上げて入射角を高くしています。
2人目の女性はグリーンエッジ近くからの上り。高い球では止まらない距離なのでボールを右足側にセットしてチップショットで低く出して登らせます。
チップショットは転がりが見られることで次のパターの精度を上げます。どちらもお上手なアプトの会員様でした。
本日は「バンカー超え」からご紹介。
砲台系のグリーン手前のバンカーは見上げてしまいがちで、すくい打ちがゴロになりバンカーに入る確率が高いとされています。
「見上げない」、「ヘッドアップしない」と声をかけて、第一落下点に集中してもらいました。
1人目の方はフェイスを返して左にでましたが、上手に球を上げました。
2人目の方は難しいラフですが真っ直ぐ出せていました。
3人目はビギナー女子、少し遠いのにアゴも高いガードバンカーからの脱出。エクスプロージョンではなくクリーンにボールに当てるようレッスンしました。