2打目でちゃんと飛ばしたいクラブ;ユーティリティ。
1人目Rさんは当らない不安を払拭してしっかり振ってフェアウェイを捉えました。
2人目のMさんのボールは結構深いラフですが、パワーのある女性。ここはしっかり振り切って頂きました。 ビギナーさんは7番アイアンとドライバー練習が多くなりがちですが、「専ら使用頻度の高いクラブの練習を増やす事」を推奨し、ビギナーの方にもユーティリティとウェッジの練習を増やした成果が出ています。
3人目の方は80台も出せる中級者ですが左へ巻き込む癖をお持ちでしたので、ボール位置を顔の正面に変えました。長いクラブほど左にセットする古い習慣はもはや昨今のクラブには当てはまりません。傾斜のある斜面、方向性より当てることを優先してクラブ最下点のセットすることで直進性も向上しました。
山を削って造られたコースには付き物のつま先上がり・下がり。 ここでご紹介は長距離を打つのが難しい「つま先上がり」です。
1人目の方は、足首を深く立ててしっかりしたアドレスを作り、ラフの状況も見てヘッドから上げ入射角の高い球でフェイスとボールの間に草も雨も入れないスーパーショットでした。
2人目は未だビギナーさんですが、上手く振り抜いてフェアウェイに戻しています。
こちらは逆のつま先下がり。
足より低い地面のライですから、膝を落とし、テイクバックで上体が伸び上がらないよう広めのスタンスがアドレスの基本形。
皆さんテイクバックはフルスウィングにせず、フィニッシュまで右足を残してしっかり振り切っています。